【2026年版】NISAクレカ積立を徹底比較!証券会社6社の還元率・選び方を完全ガイド

【2026年版】NISAクレカ積立を徹底比較!証券会社6社の還元率・選び方を完全ガイド

「NISAのクレカ積立、どこがいちばんお得なの?」そんな疑問を持つ方は多いはずです。2026年現在、クレカ積立に対応する証券会社が増え、還元率の差や条件の違いが複雑になっています。この記事では、SBI証券・楽天証券・マネックス証券など主要6社のクレカ積立を徹底比較し、タイプ別のおすすめや失敗しないための注意点まで、わかりやすく解説します。

目次

【結論】2026年NISAクレカ積立おすすめランキングTOP6

【結論】2026年NISAクレカ積立おすすめランキングTOP6

まずは結論を先にお伝えします。2026年現在、NISAクレカ積立においてもっとも注目すべき証券会社・カードの組み合わせをランキング形式で紹介します。

どこが「最強」かはあなたの利用スタイルによって変わりますが、還元率の高さ・条件の扱いやすさ・ポイントの使いやすさの3軸で判断するとわかりやすくなります。

  1. SBI証券 × 三井住友カード プラチナプリファード:最大還元率3.0%(年間500万円以上利用が条件)
  2. マネックス証券 × dカード / マネックスカード:条件なしで最大1.1%、dカード PLATINUMで最大3.1%
  3. 楽天証券 × 楽天カード:楽天経済圏ユーザーに最適、最大2.0%(楽天ブラックカード)
  4. auカブコム証券 × au PAY カード:Pontaポイントが1%貯まる、auマネ活プランで最大3%
  5. 松井証券 × JCBカード:2025年5月スタート、通常最大1.0%、キャンペーンで最大7.0%
  6. 大和コネクト証券 × セゾンカード:有効期限なしの永久不滅ポイントが貯まる

以降の章では、各社の詳細な条件と特徴を掘り下げていきます。

還元率比較一覧表【主要6社】

以下の一覧表で、主要6社のクレカ積立ポイント還元率を一目で確認できます。

証券会社 対応カード 還元率(上限) ポイント種別 年会費
SBI証券 三井住友カード(NL) 最大0.5% Vポイント 永年無料
SBI証券 三井住友カード ゴールド(NL) 最大1.0% Vポイント 5,500円(条件達成で翌年以降無料)
SBI証券 三井住友カード プラチナプリファード 最大3.0% Vポイント 33,000円
楽天証券 楽天カード(一般) 最大1.0% 楽天ポイント 永年無料
楽天証券 楽天プレミアムカード 最大1.0% 楽天ポイント 11,000円
楽天証券 楽天ブラックカード 最大2.0% 楽天ポイント 33,000円
マネックス証券 マネックスカード 最大1.1%(月5万円以下) マネックスポイント 初年度無料、翌年以降550円
マネックス証券 dカード(一般/GOLD) 最大1.1%(月5万円以下) dポイント dカード無料、GOLD11,000円
auカブコム証券 au PAY カード 最大1.0% Pontaポイント 永年無料
松井証券 JCBカード各種 最大1.0%(通常) Oki DokiポイントなどJCBポイント カードによる
大和コネクト証券 セゾンカード/UCカード 最大0.5% 永久不滅ポイント カードによる

※ 還元率は条件や積立金額によって変動します。最新の詳細は各社の公式サイトをご確認ください。

迷ったらコレ!タイプ別おすすめ証券会社

どの証券会社を選ぶか迷う方向けに、タイプ別の最短ルートをまとめました。

  • とにかく還元率重視:SBI証券 × 三井住友カード プラチナプリファード(最大3.0%)
  • 条件なしで高還元:マネックス証券 × dカード(最大1.1%)
  • 楽天ポイントを貯めたい:楽天証券 × 楽天カード(0.5〜2.0%)
  • auユーザー・Pontaポイント派:auカブコム証券 × au PAY カード(1.0%)
  • JCBカードを持っている:松井証券 × JCBカード(最大1.0%、通常)
  • ポイントの有効期限が心配:大和コネクト証券 × セゾンカード(永久不滅ポイント)

そもそもクレカ積立とは?仕組みとメリットを30秒で解説

そもそもクレカ積立とは?仕組みとメリットを30秒で解説

クレカ積立とは、証券会社の投資信託積立をクレジットカード決済で行うサービスです。

通常の銀行引き落としによる積立と異なり、クレジットカードで決済することで積立額に応じたポイントが還元されるのが最大の特徴です。

たとえば、月10万円をクレカ積立した場合、還元率1.0%のカードなら毎月1,000ポイント、年間で12,000ポイントが自動的に貯まります。

NISAのつみたて投資枠での積立もクレカ積立の対象となるため、「投資しながらポイントも貯める」という一石二鳥の運用ができます。

クレカ積立の基本的な流れ

クレカ積立の仕組みは以下のとおりです。とてもシンプルで、一度設定すれば手間がかかりません。

  1. 証券口座を開設する(NISA口座も同時開設可)
  2. 対応するクレジットカードを用意する
  3. 証券会社の管理画面でクレカ積立を設定する
  4. 毎月の引き落し日にクレジットカードで決済される
  5. 翌月以降にポイントが付与される

設定は基本的に一度行えば自動継続されます。金額や銘柄の変更も、証券会社の締切日前であればオンラインで手続き可能です。

月10万円まで積立可能!制度改正のポイント

クレカ積立の上限金額は、かつては月5万円でした。

しかし2024年3月に内閣府令が改正され、クレジットカードによる積立上限が月10万円に引き上げられました。

これは、NISAのつみたて投資枠の年間投資上限120万円(月10万円相当)と完全に対応するものです。

つまり、NISAのつみたて投資枠の上限いっぱいまで、全額クレカ積立で対応できるようになりました。参考:金融庁公式サイト

月10万円・還元率1.0%で積み立てた場合、年間で獲得できるポイントは約12,000ポイントになります。これは積立を続けるだけで得られるボーナスと考えると、非常にお得です。

クレカ積立のメリット・デメリット

クレカ積立にはメリットが多い一方で、知っておくべきデメリットもあります。

【メリット】

  • 積立額に応じてポイントが還元される
  • 一度設定すれば自動継続で手間がかからない
  • NISAのつみたて投資枠と完全対応(月最大10万円)
  • クレジットカードの利用額が増えるため、ゴールドカードの年間利用条件を達成しやすい
  • 現金積立と比べて実質的なコストを削減できる

【デメリット・注意点】

  • 証券会社によって対応カードが限定されている
  • ポイント還元率に条件がある場合がある(前年利用額など)
  • クレジットカードの支払いが翌月以降になるため、残高管理が必要
  • ポイントプログラムが改悪されるリスクがある
  • 一部の証券会社では積立設定の締切日が早い

【2026年最新】証券会社6社のクレカ積立を徹底比較

【2026年最新】証券会社6社のクレカ積立を徹底比較

ここからは、主要6社のクレカ積立を詳しく比較します。各社の還元率・条件・特徴を網羅的に解説しますので、ご自身の状況に合わせてご参照ください。

SBI証券×三井住友カード|最大還元率3.0%の条件とは

SBI証券は、クレカ積立に対応する証券会社の中でも最大還元率3.0%を誇るトップクラスの選択肢です。

SBI証券でクレカ積立に使えるカードは、主に三井住友カードシリーズです。カードのランクによって還元率が大きく異なります。

カード名 還元率 条件 年会費
三井住友カード(NL) 最大0.5% 前年度10万円以上のカード利用 永年無料
三井住友カード ゴールド(NL) 最大1.0% 前年度100万円以上のカード利用 5,500円(年100万円利用で翌年以降無料)
三井住友カード プラチナプリファード 最大3.0% 年間500万円以上利用で3.0%、300万円以上で2.0%、300万円未満で1.0% 33,000円
Oliveフレキシブルペイ プラチナプリファード 最大3.0% プラチナプリファードと同条件 33,000円

最大3.0%を達成するには「年間500万円以上のカード利用」が条件です。これはかなりハードルが高く、多くの人には1.0%が現実的な上限になります。

一方、三井住友カード ゴールド(NL)は年間100万円以上利用すれば翌年以降の年会費が無料になるため、実質コストゼロで最大1.0%の還元が受けられる点が人気です。

また、SBI証券はeMAXIS Slimシリーズをはじめとした低コストインデックスファンドのラインナップが充実しており、投資初心者から上級者まで幅広いニーズに対応しています。

楽天証券×楽天カード|楽天経済圏ユーザーの最適解

楽天証券のクレカ積立は、楽天カードとの組み合わせで楽天ポイントが貯まる仕組みです。

楽天市場・楽天銀行・楽天モバイルなど、楽天サービスをすでに活用している方にとっては、同じポイントに集約できるのが大きな魅力です。

カード名 還元率 年会費
楽天カード(一般) 0.5%(ファンドにより最大1.0%) 永年無料
楽天ゴールドカード 0.75% 2,200円
楽天プレミアムカード 1.0% 11,000円
楽天ブラックカード 2.0% 33,000円

楽天カード(一般)の還元率は、信託報酬(代行手数料)が年率0.4%以上のファンドなら1.0%、0.4%未満のファンド(eMAXIS Slimなど低コストファンド)は0.5%となります。

楽天証券は楽天キャッシュとの併用が可能で、クレカ積立(月10万円)+楽天キャッシュ積立(月5万円)の合計で月15万円まで積立できる仕組みも用意されています。

楽天ポイントは楽天市場でのショッピングや楽天Payで使えるため、日常生活で活用しやすい点も楽天経済圏ユーザーにとっての強みです。

マネックス証券×マネックスカード|条件なしで1.1%還元

マネックス証券のクレカ積立は、マネックスカードまたはdカードを使って最大1.1%のポイント還元が受けられます。

最大の特徴は、前年の利用額などの条件なしに1.1%還元が受けられる点です。SBI証券×三井住友カード(NL)の場合は年10万円以上の利用が条件になりますが、マネックスカードやdカードはそのようなハードルがありません。

カード名 還元率(月5万円以下) 還元率(月5万円超) 年会費
マネックスカード 1.1% 0.6%(5〜7万円)/ 0.2%(7万円超) 初年度無料、翌年以降550円
dカード(一般) 1.1% 0.6%(5〜7万円)/ 0.2%(7万円超) 永年無料
dカード GOLD 1.1% 同上 11,000円
dカード PLATINUM 最大3.1%(キャンペーン時) 同上 33,000円

dカードとマネックス証券の連携は、ドコモユーザーにとって特におすすめです。dポイントはドコモの通信料金への充当やコンビニでの利用など、使い道が豊富です。

マネックス証券は米国株や中国株の取り扱いが充実しており、国際分散投資を重視する方にも向いています。クレカ積立と合わせて検討する価値があります。

auカブコム証券×au PAYカード|Pontaポイントが貯まる

auカブコム証券(三菱UFJ eスマート証券)では、au PAY カードを使ったクレカ積立で1%のPontaポイントが貯まります。

au PAY カードは年会費永年無料で、月10万円を積み立てると毎月1,000Pontaポイント、年間12,000Pontaポイントが自動的に貯まります。

さらに、auマネ活プランを適用すると最大3.0%のPontaポイント還元が可能になります。auのスマートフォンやauひかりを利用している方には、特にお得なサービスです。

Pontaポイントはローソン・ケンタッキー・昭和シェルなどの提携店舗でも利用でき、日常生活で消費しやすいポイントです。

なお、2024年12月よりポイントの加算方法が変更されているため、最新の還元条件は公式サイトで必ず確認することをおすすめします。

松井証券|JCBカードで積立可能

松井証券は2025年5月よりJCBカードを使ったクレカ積立サービスを開始しました。

これまでクレカ積立に対応していなかった松井証券が、業界大手のJCBと提携したことで、JCBカードユーザーの新たな選択肢となっています。

項目 内容
対応カード JCBカード各種
通常還元率 最大1.0%(Oki Dokiポイントなど)
キャンペーン時 最大7.0%(クレカ積立デビューキャンペーンなど)
ポイント種別 Oki DokiポイントなどJCBポイント

通常時の還元率は最大1.0%と標準的ですが、JCBが開催するキャンペーン期間中は最大7.0%という高水準の還元を受けられる場合があります。

また、松井証券はサポートの質が高く評価されており、初心者にも使いやすい環境が整っています。すでにJCBカードを保有している方なら、新たにカードを作る手間なく始められます。

大和コネクト証券×セゾンカード|永久不滅ポイント対応

大和コネクト証券では、セゾンカードまたはUCカード(クレディセゾン発行)を使ったクレカ積立で永久不滅ポイントが貯まります

永久不滅ポイントとは、有効期限がなく失効リスクがゼロのポイントです。「ポイントが失効してしまった……」という経験がある方には、大きな安心感を与えます。

還元率はSAISON CARD Digitalで最大0.5%と他社に比べて控えめですが、ゴールドカードを利用すると還元率が引き上げられます。

SAISON CARD Digitalは年会費永久無料で発行できるため、「まずはクレカ積立を始めてみたい」という方の入門としても適しています。

永久不滅ポイントはアマゾンギフト券・Amazonでの利用・ANAマイルへの交換など多様な使い道があり、長期保有してから好きなタイミングで利用できる自由度の高さが魅力です。

【タイプ別】あなたに合ったNISAクレカ積立の選び方

【タイプ別】あなたに合ったNISAクレカ積立の選び方

クレカ積立は「どこが最強か」ではなく、「あなたのライフスタイルに最適か」で選ぶことが重要です。ここでは5つのタイプ別に最適な選択肢を紹介します。

還元率を最大化したい人→SBI証券×三井住友カードゴールド

「とにかくポイントをたくさん貯めたい」という方には、SBI証券 × 三井住友カード ゴールド(NL)がコストパフォーマンスの高い選択肢です。

年間100万円以上カードを利用すれば翌年以降の年会費(5,500円)が無料になり、実質コストゼロで最大1.0%の還元が受けられます。

月10万円積立 × 1.0% = 毎月1,000ポイント、年間12,000ポイントが貯まります。

さらにカードの年間利用額を年500万円以上まで増やせるなら、三井住友カード プラチナプリファード(最大3.0%還元)も検討に値します。ただし年会費33,000円がかかるため、年間ポイント数との損益分岐点を必ず確認しましょう。

シンプルに高還元を得たい人→マネックス証券

「面倒な条件や年会費を気にせず、確実に高還元を得たい」という方にはマネックス証券 × dカード(一般)が最適です。

dカードは年会費永年無料にもかかわらず、月5万円以下の積立なら条件なしで1.1%還元が受けられます。

月5万円を積立した場合、毎月550dポイント、年間6,600dポイントが貯まります。

月5万円を超える積立の場合は還元率が0.6%に下がりますが、それでも年会費無料のカードとしては十分に高い水準です。すでにドコモユーザーであれば、日常のdポイント活用と組み合わせてさらにお得になります。

楽天ポイントを貯めたい人→楽天証券

楽天市場・楽天トラベル・楽天モバイルなど、楽天サービスをメインに利用している方には楽天証券 × 楽天カードが自然な選択肢です。

楽天カード(一般)は年会費永年無料で、積立で貯まったポイントを楽天市場でのショッピングにそのまま使えます。

より多くの楽天ポイントを貯めたい場合は、楽天プレミアムカード(年会費11,000円)で1.0%還元、さらに楽天ブラックカード(年会費33,000円)なら2.0%還元が可能です。

楽天証券はiDeCoやロボアドバイザーのサービスも充実しており、楽天グループのサービス全体でポイントを集約できる点が楽天経済圏ユーザーにとっての最大の強みです。

au・Pontaユーザー→auカブコム証券

auやUQ mobileのスマートフォンを使っている方、またはPontaポイントをメインに活用している方にはauカブコム証券 × au PAY カードが相性抜群です。

au PAY カードは年会費永年無料で通常1.0%還元、auマネ活プランを適用すれば最大3.0%まで還元率が上がります。

Pontaポイントはローソン・ケンタッキー・スターバックス(au PAY経由)など身近な店舗で使いやすいため、貯めたポイントを無駄なく活用できます。

au経済圏との連携を強化することで、通信費・光熱費・投資とポイントが一元管理でき、家計の効率化も期待できます。

投信ラインナップ重視→SBI証券or楽天証券

「NISAで積み立てる投資信託の種類を重視したい」という方には、SBI証券または楽天証券がおすすめです。

SBI証券はeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)や同S&P500をはじめ、低コストインデックスファンドを網羅しています。つみたて投資枠対応ファンドの取り扱い本数も業界トップクラスです。

楽天証券も楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンドや楽天・S&P500インデックス・ファンドなど、独自ブランドの低コストファンドが揃っています。

どちらもNISA口座でのクレカ積立に完全対応しており、投資初心者が長期運用を始めるうえで不安のない環境が整っています。

NISAクレカ積立で失敗しないための注意点5つ

NISAクレカ積立で失敗しないための注意点5つ

クレカ積立はお得な仕組みですが、知らないと損をする注意点があります。以下の5つをしっかり把握しておきましょう。

還元率の「条件」を必ず確認する

クレカ積立の還元率には、「前年度の年間カード利用額が〇〇万円以上」などの条件が設定されている場合があります。

たとえば、SBI証券×三井住友カード(NL)の場合、前年度に10万円以上のカード利用がなければ還元率0%になります。

またゴールドカードで最大1.0%を得るには、前年度に100万円以上のカード利用が必要です。

「高い還元率だと思って選んだのに、実際はほとんど還元されなかった」という失敗を避けるため、申込み前に条件の詳細を必ず公式サイトで確認してください。

積立設定の締切日を把握する

クレカ積立の設定変更には毎月の締切日があります。締切日を過ぎると翌々月からの反映になるため、注意が必要です。

主要証券会社の締切日の目安は以下のとおりです(正確な日程は毎月異なります)。

  • SBI証券:毎月10日前後
  • 楽天証券:毎月12日前後
  • マネックス証券:毎月10日前後
  • auカブコム証券:毎月20日前後(翌月積立)

特に積立開始を希望する月がある場合は、余裕を持って前月中に設定を完了させるよう心がけましょう。

ポイント還元の改悪リスクを想定しておく

クレカ積立のポイント還元は、証券会社やカード会社の判断によっていつでも変更・廃止される可能性があります。

実際に2025年には、SBI証券×三井住友カードの組み合わせで還元率の改定が行われ、条件が変更されました。

ポイント還元を目的にクレカ積立を選ぶ際は、「改悪されても問題ないか」を事前に考えておくことが重要です。

対策として、ポイント還元だけでなく証券会社自体のサービス品質(取扱ファンド・コスト・使いやすさ)も選定基準に含めることをおすすめします。

NISA口座は年1回しか変更できない

NISA口座は1つの金融機関にしか開設できず、変更できるのは年1回までというルールがあります。

さらに、その年にすでにNISA口座で買付を行っていた場合は、同年中に変更の手続きができません。翌年1月からの変更申請は10月1日以降から受付が始まります。

「ポイント還元率が良さそうだから乗り換えたい」と思っても、タイミングによっては1年以上待つことになる点に注意が必要です。

参考:国税庁 NISA(少額投資非課税制度)

年会費と還元率の損益分岐点を計算する

有料カードでクレカ積立をする場合、年会費を上回るポイント還元が得られるかを計算することが大切です。

例として、三井住友カード ゴールド(NL)の年会費5,500円(条件未達時)の場合を計算してみます。

月10万円積立 × 1.0% × 12ヶ月 = 年間12,000ポイント。年会費5,500円を差し引いても年間6,500ポイント相当のプラスになります。

一方、三井住友カード プラチナプリファード(年会費33,000円)で最大3.0%を得るには年間500万円以上のカード利用が必要です。月10万円積立だけなら年間36,000ポイントになりますが、年会費を引くと3,000ポイントのプラスにしかなりません。年会費と実際の還元ポイントのバランスを必ず確認しましょう。

クレカ積立の始め方【3ステップ】

クレカ積立の始め方【3ステップ】

クレカ積立の始め方はとてもシンプルです。以下の3ステップで、最短1〜2週間で積立をスタートできます。

ステップ1:証券口座を開設する

まず、クレカ積立を行いたい証券会社のNISA口座を開設します。

  1. 各証券会社の公式サイトから口座開設を申込む(スマートフォンで完結可能)
  2. 本人確認書類(マイナンバーカードなど)を提出する
  3. NISA口座を同時に申請する(通常1〜2週間で開設完了)

すでに他の証券会社にNISA口座がある場合は、変更手続きが必要です(前述のとおり、年1回・同年中に未使用の場合のみ変更可能)。

口座開設は基本的にオンラインで無料で行えます。

ステップ2:対応クレジットカードを準備する

選んだ証券会社に対応したクレジットカードを用意します。

  • SBI証券 → 三井住友カード各種、Oliveフレキシブルペイ
  • 楽天証券 → 楽天カード各種
  • マネックス証券 → マネックスカード、dカード
  • auカブコム証券 → au PAY カード
  • 松井証券 → JCBカード各種
  • 大和コネクト証券 → セゾンカード、UCカード(クレディセゾン発行)

すでに対応カードを持っている場合はそのまま利用できます。持っていない場合は、証券口座開設と並行してカードを申込むと時間を短縮できます。

ステップ3:積立設定を完了する

証券口座とカードの準備が整ったら、積立設定を行います。

  1. 証券会社のウェブサイトまたはアプリにログインする
  2. 「積立設定」または「クレカ積立」のメニューを選ぶ
  3. 積立したい投資信託(ファンド)を選択する
  4. 毎月の積立金額(100円〜最大10万円)を設定する
  5. 決済方法でクレジットカードを選択し、設定を完了する

設定完了後は毎月自動で積立と決済が行われます。ポイントは翌月以降に付与されるため、最初の付与まで少し時間がかかることを覚えておいてください。

積立金額や銘柄は設定後も毎月の締切日前であれば変更可能です。ライフスタイルの変化に合わせて柔軟に調整できます。

NISAクレカ積立に関するよくある質問

NISAクレカ積立に関するよくある質問

クレカ積立を始めるにあたって、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。

クレカ積立のポイントに税金はかかる?

Q. クレカ積立で貯めたポイントには税金がかかりますか?

A: 一般的に、クレカ積立で獲得したポイントは「経済的利益」として雑所得に分類される可能性があります。ただし、少額の場合は実務上問題になるケースは少ないとされています(給与所得者は年間雑所得20万円超で確定申告が必要。金額基準については税理士にご確認ください)。ポイントの税務取扱いは複雑なため、高額になる場合は税理士に相談することをおすすめします。参考:国税庁

複数の証券会社でクレカ積立できる?

Q. 複数の証券会社でクレカ積立を同時にできますか?

A: 特定口座(課税口座)であれば複数の証券会社でクレカ積立を同時に行うことができます。ただし、NISA口座は1人1口座しか持てないため、NISAのクレカ積立は1社のみとなります。

クレカ積立と現金積立はどっちがお得?

Q. クレカ積立と現金(銀行引き落とし)積立はどちらが得ですか?

A: 投資信託自体の運用コストは同じですが、クレカ積立では積立額に応じてポイントが還元される分だけお得です。還元率1.0%・月10万円積立の場合、年間12,000ポイントが追加で獲得できます。現金積立ではこのポイントは得られないため、基本的にクレカ積立のほうが有利です。

途中で積立金額やカードを変更できる?

Q. 積立を始めた後から金額やカードを変更できますか?

A: 積立金額や銘柄は毎月の締切日前であれば変更できます。カードの変更も可能ですが、各証券会社の手続きに従う必要があります。変更が反映されるのは翌月または翌々月からになる場合が多いので、余裕を持って早めに手続きすることをおすすめします。

クレカ積立でもNISAの非課税枠は使える?

Q. クレカ積立でもNISAの非課税枠は適用されますか?

A: はい、クレカ積立でもNISAの非課税枠は完全に適用されます。決済方法がクレジットカードになるだけで、NISAの非課税メリットは現金積立とまったく同じです。積立設定の際に「NISA口座(つみたて投資枠)」を選択することで、非課税で積立ができます。参考:金融庁 NISAとは

まとめ:2026年は「自分の経済圏」で最適なクレカ積立を選ぼう

まとめ:2026年は「自分の経済圏」で最適なクレカ積立を選ぼう

2026年のNISAクレカ積立は、証券会社とカードの組み合わせによって還元率・ポイント種別・条件が大きく異なります。

この記事のポイントをまとめると、以下のとおりです。

  • 最大還元率を狙うなら:SBI証券 × 三井住友カード プラチナプリファード(最大3.0%)ただし年会費と条件に要注意
  • 条件なし・年会費無料で高還元:マネックス証券 × dカード(月5万円以下で1.1%)
  • 楽天経済圏ユーザー:楽天証券 × 楽天カード(最大2.0%)
  • auユーザー・Pontaポイント派:auカブコム証券 × au PAY カード(1.0%)
  • JCBカードユーザー:松井証券 × JCBカード(通常最大1.0%、キャンペーン時最大7.0%)
  • ポイント失効リスクを避けたい:大和コネクト証券 × セゾンカード(永久不滅ポイント)

大切なのは「どのポイントを普段から使っているか」「どのサービスをすでに利用しているか」を出発点に選ぶことです。

ポイント還元は投資の運用益とは別の「確実な恩恵」ですが、あくまでおまけの要素として捉え、長期で積み立て続けることが資産形成の本質です。

まだクレカ積立を始めていない方は、今すぐ証券口座を開設して、毎月のNISA積立をポイントでよりお得にする第一歩を踏み出してみましょう。

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