「楽天証券で積立NISAを始めたいけど、何から手をつければいいかわからない」とお悩みではありませんか?現在の制度は新NISA(つみたて投資枠)ですが、本記事では検索されやすいよう便宜上「楽天の積立NISA」と表現します。楽天証券なら、初心者でもスマホ1台で申し込み手続きが進められ、入力自体は10分程度で完了することもあります(本人確認方法や混雑状況により変動)。この記事では、口座開設から積立設定完了までを3つのステップに分けてわかりやすく解説します。事前準備のチェックリストから、おすすめ銘柄、よくある疑問まで網羅しているので、読み終えたらスムーズにスタートできます。
楽天の積立NISA(新NISA・つみたて投資枠)の始め方は3ステップ

楽天証券で積立(新NISAのつみたて投資枠)を始めるのは、思っているよりずっと簡単です。
大きく分けると「口座開設」「NISA口座申込」「積立設定」の3ステップで完結します。
スマホさえあれば、申し込みの入力作業は10分程度で終わることもあります。
口座開設から積立開始までの全体像
全体の流れを把握しておくと、途中で迷うことなくスムーズに進められます。
- STEP1:楽天証券の総合口座を開設する(入力目安:10分程度)
- STEP2:NISA口座を同時に申し込む(税務署審査に通常1〜2週間程度)
- STEP3:積立設定をする(設定目安:5〜10分)
申し込み手続き自体は短時間で終わりますが、税務署によるNISA口座の審査に通常1〜2週間程度かかります。
審査完了の通知が来たら積立設定を行い、設定したスケジュールに従って積立がスタートします。

楽天証券で新NISA(つみたて投資枠)を始める3つのメリット
数ある証券会社の中でも、楽天証券が特に人気を集める理由は以下の3点です。
- 楽天カードで積立てるとポイントが貯まる:楽天カードの投信積立は、カード種類や対象ファンド等の条件により0.5〜最大2.0%の楽天ポイントが付与されます。たとえば毎月5万円×0.5%なら、年間3,000ポイントが目安です(条件により変動)。
- 100円から積立できる:最低積立金額が100円からのため、投資初心者でもリスクを抑えてスタートできます。
- 豊富な投資信託ラインナップ:つみたて投資枠対象のファンドを多数取り扱っており、初心者から上級者まで自分に合った商品を選べます。
楽天経済圏をすでに使っている方であれば、日常の買い物で貯めたポイントを投資に回すこともでき、相性が良いのが魅力です。
楽天の積立NISA(新NISA)を始める前に準備するもの【チェックリスト】

手続きをスムーズに進めるために、事前に以下のものを用意しておきましょう。
準備不足で途中で手続きが止まってしまうのが一番もったいないパターンです。
必須で用意する書類(マイナンバー・本人確認書類)
口座開設に必要な書類は次の通りです。
- マイナンバーカード(推奨):表面と裏面の両方が必要。マイナンバーカード1枚で本人確認とマイナンバー確認を同時に済ませられるため、最もスムーズです。
- マイナンバーカードがない場合:通知カードまたはマイナンバー記載の住民票+運転免許証・パスポートなどの本人確認書類の組み合わせが必要になります。
マイナンバーカードを持っている場合、スマホで本人確認(撮影・提出)を行うことで郵送不要で進められるため、口座開設が比較的スムーズです(審査状況により日数は前後します)。
また、手続きにはスマートフォンまたはパソコン、そしてメールアドレスも必要です。
- □ マイナンバーカード(または通知カード+本人確認書類)
- □ スマートフォンまたはパソコン
- □ メールアドレス
- □ 銀行口座情報(入金用)
ポイント還元を狙うなら楽天カードも準備(任意)
楽天証券の積立をポイント還元つきでお得に活用するなら、楽天カードの用意もおすすめです(カードがなくても積立は可能)。
楽天カードで投信積立をすると、条件により0.5〜最大2.0%の楽天ポイントが付与されます。たとえば毎月5万円を0.5%で積み立てた場合、年間3,000ポイントが目安です(還元率はカード種類やファンド条件等で変動)。
楽天カードの発行・到着には日数がかかる場合があるため、口座開設と並行して準備しておくと安心です。
なお、楽天カードがなくても口座開設・積立設定は可能です。ただし、引落方法が「証券口座(楽天銀行)」や「その他銀行口座」などの場合、カード積立のポイント還元は受けられません。
【STEP1】楽天証券の総合口座を開設する

ここからは実際の手順を詳しく解説します。
STEP1では楽天証券の総合口座を開設します。総合口座の開設とNISA口座の申込は同じ画面で同時に行えます。
楽天証券の公式サイトから申込を開始する
まず楽天証券の公式サイトにアクセスし、「口座開設(無料)」ボタンをクリックします。
口座開設は完全無料で、維持手数料もかかりません。
最初にメールアドレスを登録し、届いた確認メールのURLからログインして手続きを進めます。
楽天会員IDをお持ちの方は、楽天会員情報と連携することで入力の手間を大幅に省けます。

本人情報を入力する(氏名・住所・職業など)
メール認証が完了したら、以下の個人情報を入力します。
- 氏名(漢字・カナ)
- 生年月日
- 住所
- 電話番号
- 職業・勤務先情報
- 投資経験や資産状況(アンケート形式)
投資経験のアンケートは正直に記入すれば問題ありません。「投資経験なし」と答えても口座開設が拒否されることは一般的にありません。
また、取引目的(資産運用・老後資金など)の選択もあります。当てはまるものを選んでください。
本人確認書類をスマホで撮影・アップロードする
本人確認はスマホのカメラで撮影してアップロードする方法が手軽です。
マイナンバーカードを使う場合は、表面・裏面をそれぞれ撮影してアップロードします。
撮影時の注意点は以下の通りです。
- 文字がはっきり読めるように明るい場所で撮影する
- カード全体が画面に収まるように撮影する
- 光の反射でカードの情報が見えにくくならないよう注意する
- ぼけや切れがないか確認してからアップロードする
スマホで本人確認を完了させると、口座開設が比較的早く進むことがあります。郵送での提出を選んだ場合は日数がかかることがあるため、早めに手続きするのがおすすめです。
納税方法で「特定口座(源泉徴収あり)」を選ぶ
口座の種類を選ぶ画面では、「特定口座(源泉徴収あり)」を選択することをおすすめします。
各口座の違いは以下の通りです。
| 口座の種類 | 確定申告 | おすすめ度 |
|---|---|---|
| 特定口座(源泉徴収あり) | 原則不要 | ◎ 初心者に最適 |
| 特定口座(源泉徴収なし) | 必要 | △ |
| 一般口座 | 自分で計算・申告 | ✕ |
特定口座(源泉徴収あり)を選べば、証券会社が税金の計算・納付を代行してくれるため、原則として確定申告が不要になります。
なお、NISAの非課税枠内の利益には税金がかかりませんが、特定口座の設定は課税口座での取引にも関わるため、最初に選んでおくと安心です。
【STEP2】NISA口座を同時に申し込む

総合口座の開設手続きと同じ画面で、NISA口座の申込も行います。
NISA口座は1人1口座しか開設できないため、他の証券会社ですでにNISA口座を持っている場合は移管手続きが必要です。
「NISA口座を開設する」にチェックを入れる
口座開設の手続き画面に「NISA口座を開設しますか?」という項目があります。
ここで「NISA口座を開設する」にチェックを入れるだけで、総合口座と同時にNISA口座の申込が完了します。
チェックを忘れて総合口座のみ開設してしまった場合でも、後からマイページでNISA口座を追加申込することが可能です。
新NISA制度では、つみたて投資枠(年間120万円)と成長投資枠(年間240万円)が同時に利用できます。積立中心で始める場合は、つみたて投資枠を活用するのが基本です。
税務署審査の完了を待つ(通常1〜2週間程度)
NISA口座の開設には、楽天証券による審査に加えて税務署による審査が必要です。
この審査には通常1〜2週間程度かかります。
審査期間中も総合口座は使えますが、NISA口座での取引は審査完了後でないと行えません。
審査が完了すると、楽天証券から「NISA口座開設完了」のメールが届きます。このメールを受け取ったら、いよいよ積立設定に進みましょう。
なお、申込のタイミングによっては審査に時間がかかる場合があります。特に年末年始などは申込が集中し、通常より長くかかることもあります。
【STEP3】楽天の積立NISA(つみたて投資枠)の積立設定をする

NISA口座の開設が完了したら、いよいよ積立設定です。
この設定さえ完了すれば、毎月自動的に積立が行われます。
楽天証券の公式サイトに詳しい操作ガイドがあります:積立設定 操作ガイド(NISAつみたて投資枠)- 楽天証券
積み立てる銘柄を選ぶ【初心者はこの1本でOK】
積立で最初に悩むのが「どの銘柄を選べばいいか」という点です。
初心者には、全世界株式インデックスファンドか米国株式インデックスファンドのどちらかを軸にする考え方がわかりやすいです。
楽天証券でよく選ばれる代表例は以下の通りです(取り扱い・信託報酬は変更される場合があります)。
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー):通称「オルカン」。世界中に分散投資できる代表的なインデックスファンド。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500):米国の代表的指数に連動を目指すインデックスファンド。
- 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド:楽天証券取扱の全世界株式型インデックスファンドの一例。
どれを選べば正解というわけではありませんが、「まず1本選んで長期で積み立てる」ことが大切です。完璧な銘柄を探すより、早く始めて継続することが長期投資では重要です。

毎月の積立金額を決める(100円〜10万円)
楽天証券では100円から積立が可能です。つみたて投資枠は年間120万円なので、月換算の上限は10万円です。
積立金額の決め方は、「毎月無理なく続けられる金額」が基本です。
目安として、手取り月収の10〜20%を積立に回す考え方が紹介されることもありますが、家計・生活防衛資金・リスク許容度に合わせて調整しましょう。
初心者の方は、まず月1,000円〜5,000円からスタートして、慣れてきたら増額する方法もおすすめです。途中での金額変更も可能です。
なお、楽天カードクレジット決済を利用した投信積立は、毎月12日が申込締切日として案内されており、締切までに設定すると翌月の買付スケジュールに反映されます。
引落方法は「楽天カード決済」がおすすめ
楽天証券の積立で選べる引落方法は主に以下の4つです(ポイント還元等は条件により変わります)。
| 引落方法 | ポイント還元率 | 月の上限額 |
|---|---|---|
| 楽天カード決済 | 0.5〜最大2.0% | 10万円 |
| 楽天キャッシュ決済 | 0.5% | 5万円 |
| 楽天銀行口座引落 | なし | 原則なし |
| その他銀行口座引落 | なし | 原則なし |
ポイントを狙うなら楽天カード決済がわかりやすい選択肢です。還元率はカード種類や対象ファンド等で変動します。
たとえば月5万円を0.5%で積み立てると、年間で3,000ポイントが目安になります。
なお、つみたて投資枠の上限は月10万円のため、楽天カード決済だけで月10万円まで対応可能です。楽天キャッシュ決済は、別枠で利用したい場合や運用スタイルに合わせて選ぶとよいでしょう。
設定内容を確認して積立を開始する
積立設定の最終確認画面では、以下の項目に間違いがないかチェックしましょう。
- □ 銘柄名が正しいか
- □ 毎月の積立金額が希望通りか
- □ 引落方法(楽天カードなど)が正しく設定されているか
- □ 買付日(毎月何日に買付されるか)のスケジュールを把握しているか
- □ 分配金コースが「再投資型」になっているか(長期投資では再投資型が一般的)
確認が終わったら「設定する」ボタンを押して完了です。
設定完了後、登録メールアドレスに「積立設定完了」の通知が届きます。これで積立スタート準備は完了です。
積立開始後にやっておくべき3つのこと

積立設定が完了したら終わりではありません。
以下の3つを確認・設定しておくことで、より安心・お得に運用を続けられます。
初回の買付日・引落(決済)スケジュールを確認する
積立設定後、最初の買付がいつ行われるか確認しておきましょう。
楽天カードクレジット決済の投信積立は、毎月12日が申込締切日として案内されており、翌月の1日・8日・12日のいずれか(休業日の場合は翌営業日)に買付が行われます(開始タイミング等で決まります)。
また、買付日とカードの支払日は別物です。支払日は楽天カード(クレジットカード)のルールに従うため、事前に「利用明細」などで確認しておくと安心です。
楽天ポイント投資を設定する(任意)
楽天証券では、楽天ポイントを使って投資信託の購入ができます。
楽天市場や楽天カードで貯まったポイントを投資に回せるため、現金の持ち出しを抑えながら資産形成を進められます。
ポイント投資の設定方法は、マイページの「ポイント投資設定」から行います。1ポイント=1円として使用できます。
なお、楽天証券のポイント投資はNISA口座でも利用可能です(利用できないポイント種別等の条件があるため、設定画面の注意事項も確認しましょう)。
積立状況は月1回の確認でOK
積立は長期・積立・分散が基本戦略です。
毎日の値動きを気にする必要はなく、月1回程度マイページで積立状況を確認するだけで十分です。
確認のポイントは以下の通りです。
- 積立が正常に行われているか(注文・決済エラーがないか)
- 保有資産の評価額の推移
- 年間の投資枠(つみたて投資枠:120万円)の使用状況
相場が下落して評価額がマイナスになっても、慌てて売却しないことが長期投資成功の鍵です。下落時も積立を続けることで、安い価格でより多くの口数を購入でき、長期的には平均購入単価をならしやすくなります(ドルコスト平均法)。
楽天証券(新NISA・つみたて投資枠)でよくある質問

楽天証券で積立を始める際によく寄せられる疑問にお答えします。
口座開設は何日かかる?
Q. 口座開設から積立開始までどれくらい日数がかかりますか?
A:本人確認方法や審査状況により前後しますが、総合口座は比較的早く開設できる場合があります。一方で、NISA口座は税務署審査があるため、申込から利用開始まで通常1〜2週間程度見ておくと安心です。年末年始や申込集中時期はさらに時間がかかる場合があります。
途中で積立金額や銘柄を変更できる?
Q. 積立を始めた後で金額や銘柄を変更できますか?
A:はい、変更が可能です。変更の反映タイミングは申込状況によって翌月以降になる場合があります。銘柄の追加や変更はマイページの「積立設定一覧」から手続きできます。
積み立てたお金はいつでも引き出せる?
Q. 積立で運用中のお金は、急に必要になったとき引き出せますか?
A:はい、保有している投資信託は売却でき、現金化が可能です(受渡しまでの営業日数は商品・状況で異なります)。ただし、短期の売却は値動きの影響を受けやすいため、生活防衛資金は別に確保しておくのがおすすめです。なお新NISAでは、売却した分の非課税保有限度額は翌年以降に再利用できる仕組みがあります(ただし年間投資枠はその年の上限を超えて使えません)。
楽天証券(新NISA)のデメリットはある?
Q. 楽天証券で新NISAを使う上で注意すべきデメリットはありますか?
A:以下の点に注意が必要です。
- 元本保証がない:投資信託は値動きがあるため、運用によっては損失が生じる可能性があります。
- NISA口座は1人1口座のみ:他社にNISA口座がある場合は移管手続きが必要です。
- 損益通算ができない:NISA口座で生じた損失は、他の口座の利益と相殺(損益通算)できません。
- ポイント還元には条件がある:楽天カード積立の還元率はカード種類や対象ファンド等で変動し、上限(カード積立は月10万円)もあります。
これらを理解した上で、長期目線で無理なく続けることが大切です。
まとめ|楽天の積立(新NISA・つみたて投資枠)はスマホで始められる

楽天証券の積立(新NISAのつみたて投資枠)について、始め方から設定完了まで詳しく解説しました。
この記事の重要ポイントをまとめます。
- 手続きはスマホで完結しやすい:入力は10分程度で終わることも(状況により変動)
- 事前準備はマイナンバー確認書類:本人確認がスムーズだと手続きも進めやすい
- NISA口座の税務署審査は通常1〜2週間程度:余裕を持って早めに申込するのがおすすめ
- つみたて投資枠は年間120万円(月10万円):無理のない金額で継続が大切
- 積立開始後は月1回の確認でOK:相場の上下に一喜一憂せず長期継続が成功の鍵
投資に「完璧なタイミング」はありません。続けられる形で始めることが最大の第一歩です。
まずは楽天証券の公式サイトにアクセスして、口座開設の申込を進めてみてください。


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