NISA3年目の成績を公開|投資元本・含み益・暴落時のリアルをすべて見せます

NISA3年目の成績を公開|投資元本・含み益・暴落時のリアルをすべて見せます

NISAを3年続けると、実際いくら増えるのでしょうか?

含み益が出ている人もいれば、途中の暴落で不安になった人もいます。

この記事では、3年目の成績を比較しやすいモデルケースで公開しつつ、相場下落時のリアル、平均的な成績感、4年目以降の考え方まで整理します。

目次

【結論】NISA3年目の運用成績は+○○万円(+○○%)

【結論】NISA3年目の運用成績は+○○万円(+○○%)

まず結論です。

本記事では、毎月5万円を36カ月積み立てた比較用モデルで成績を公開します。

金融庁のつみたてシミュレーターを用いた年率6%想定の試算では、投資元本180万円、評価額196.7万円、含み益16.7万円、損益率は約+9.3%です。

3年で爆益ではありませんが、十分に現実的で再現しやすい水準です。 東海東京証券

さらに2026年の新NISA3年目調査では、運用成績がプラスの人は合計90.2%でした。

3年目で大きく負けていないなら、まずは順調と考えてよいでしょう。 PR TIMES

投資元本と現在の評価額

数字で見ると、月5万円の積立を3年間続けた元本は180万円です。

想定評価額は196.7万円なので、差額の16.7万円が含み益になります。

積立投資は入金の途中で時間分散されるため、3年目でも利益率は一括投資ほど大きくなりにくいです。 東海東京証券

項目金額投資元本180万円現在の評価額196.7万円含み益16.7万円損益率約+9.3%

S&P500・オルカンの3年リターンとの比較

3年目の比較でよく候補になるのが、S&P500型とオルカン型です。

米国株型は成長力を取りにいきやすく、全世界株型は分散が効くぶん、値動きへの心理的負担を下げやすい特徴があります。 ダイヤモンド・ザイ

全世界株指数の検証では、2024年から積立したケースで2025年11月末の評価額が148万円、年初一括は162万円、最安値一括は171万円でした。

短期差は出ても、5年や10年に伸ばすほど購入時期の差は薄まりやすいと考えられます。 トウシル

筆者のNISA運用条件|投資スタイルを公開

筆者のNISA運用条件|投資スタイルを公開

ここからは、成績がぶれずに比較できるよう、前章のモデル条件を筆者条件として統一します。

派手な売買はせず、積立中心で続ける前提です。

NISA3年目で最も重要なのは、勝った負けたより、どんな条件で続けた結果なのかを切り分けて見ることです。

投資開始時期と毎月の積立金額

開始時期は2024年1月とします。

毎月の積立額は5万円で、3年間の合計投資額は180万円です。

月5万円は、生活を圧迫しすぎず、成績の変化も体感しやすい水準です。

2026年の調査でも、不満の最大要因は成績そのものより、投資資金の捻出でした。

参照:PR TIMES「新NISA3年目の利用実態調査」

投資銘柄とポートフォリオ構成

ポートフォリオは、分かりやすさを優先してインデックス中心に組みます。

主軸はオルカン1本、またはオルカンを中心にS&P500型を補完する形が王道です。

3年目の見直し局面でも、全世界株型と米国株型は土台候補として挙がりやすく、満足しているなら無理に入れ替えない考え方が基本です。 ダイヤモンド・ザイ

シンプル重視ならオルカン1本成長期待を高めたいなら米国株型を一部追加個別株やテーマ型は成長投資枠で少額にとどめる

NISA3年間の成績推移を時系列で公開

NISA3年間の成績推移を時系列で公開

以下は、2024年1月に積立を始めた再現ケースです。

実際の相場には上下がありますが、初心者が感じやすい不安の流れを追えるように整理します。

1年目|投資初心者として積立をスタート

1年目は、元本60万円に対して評価額が大きく飛ぶ時期ではありません。

むしろ、口座を開き、積立設定を止めずに続けられたこと自体が最大の成果です。

年末時点では、元本60万円に対し評価額は61万円台前半というイメージで、利益はまだ小さめでも普通です。

2年目|暴落で含み損を経験したリアル

2年目は、成績よりもメンタルが試されやすい時期です。

元本が積み上がるぶん、相場が下がると評価額のマイナス表示も大きく見えます。

2026年に3年目を迎える投資家向け記事でも、ここまでの2年間で急上昇と大暴落の両方を経験した人が多いと整理されています。 ダイヤモンド・ザイ

途中で元本120万円に対して一時的に評価額が下回っても、積立を止めなければ口数を増やす局面になります。

3年目|回復を経て含み益に転換

3年目は、下落局面で積み上げた口数が効きやすくなる時期です。

相場が持ち直すと、2年目の不安が嘘のように評価損益がプラスへ戻ることがあります。

今回のモデルでは、最終的に元本180万円が評価額196.7万円まで回復し、含み益16.7万円に着地します。 東海東京証券

NISA3年目で含み損なら失敗?不安への回答

NISA3年目で含み損なら失敗?不安への回答

結論から言うと、3年目で含み損でも即失敗ではありません。

積立額、買い始めた時期、選んだ銘柄で見え方がかなり変わるからです。

特に高値圏で始めた人は、3年目でもリターンが鈍く見えることがあります。

含み損でも慌てなくて良い理由

積立投資では、下落時に安い価格で多くの口数を買える仕組みがあります。

そのため、含み損の期間は損失確定の時期ではなく、将来の回復余地を積み上げる時期でもあります。

オカネコユーザー382人を対象にした2026年1月のWEB調査では、利益が出ていると回答した人は90.2%でした。ただし、この調査だけから『時間経過が成績改善に効きやすい』とまでは断定できません。 PR TIMES

過去の暴落から回復した事例

3年目までの公開データを見ると、短期の下落を挟んでも最終的にプラスへ戻るケースは珍しくありません。

2024年からの全世界株指数の検証でも、買うタイミングで差は出た一方、積立を継続したケースは評価額を積み上げています。 トウシル

また2026年の調査では、+20%超が44.9%、+1%から20%以下が45.3%でした。

暴落を一度経験しただけで結論を出さないことが重要です。 PR TIMES

NISA3年間で得た3つの学び

NISA3年間で得た3つの学び

3年続けると、成績以上に行動の癖が見えてきます。

ここでは、初心者が4年目以降に持ち越したい学びを3つに絞って整理します。

暴落時に売らなければ回復する

もっとも大きな学びは、下落そのものより、下落時に売ってしまう行動のほうが痛いという点です。

含み損のまま保有を続けられれば、相場回復時に評価額が戻る可能性を残せます。

3年目で急な見直しが必要と言われる場面でも、成功体験を過信せず、慌てて降りない姿勢が大切です。 東洋経済 四季報オンライン

金額より「継続」が資産形成の鍵

月1万円でも、月5万円でも、積立は続けた人ほど結果が見えやすくなります。

3年間の想定シミュレーションでも、元本36万円は37.1万から40.5万円、元本180万円は185.4万から202.7万円へ伸びる余地があります。 東海東京証券

大切なのは、無理な金額で始めて止まることより、少額でも続く設定を選ぶことです。

定期的な成績確認が安心につながる

成績は毎日見る必要はありませんが、見なさすぎるのも不安の原因になります。

月1回、または四半期に1回だけ、元本と評価額、損益率を確認すると冷静さを保ちやすいです。

数字を記録しておくと、暴落時でも『先月より何が変わったか』を事実で判断できます。

自分のNISA成績を確認する方法

自分のNISA成績を確認する方法

自分の成績確認で見るべき数字は、元本、評価額、評価損益、損益率の4つです。

この4項目だけでも、積立の進み具合と現在地がかなり明確になります。

SBI証券・楽天証券での確認手順

SBI証券では、ログイン後に保有商品一覧や投資信託の画面から、NISA口座区分とトータルリターンを確認する流れが基本です。

楽天証券では、保有商品一覧や資産づくりの画面から、評価額と評価損益をまとめて見られます。

画面名は更新で変わることがあるので、まずは『保有商品』『トータルリターン』『NISA』の表示を探すと早いです。

成績を記録するメリットとおすすめツール

記録のメリットは、感情ではなく数字で振り返れることです。

おすすめは、スプレッドシート、家計簿アプリ、メモアプリの3つです。

毎月の元本月末の評価額損益額と損益率その月の気づき

この4項目だけ残せば、暴落時にも『積立を止めるべきか』を冷静に考えられます。

4年目以降の運用方針と戦略

4年目以降の運用方針と戦略

4年目は、積立を続けるだけでなく、設定が今の自分に合っているかを見直す時期です。

見直しといっても、全部を変える必要はありません。

金融機関、投資先、積立頻度、コスト、リスク許容度を順番に点検するだけでも十分です。 ザイ・オンライン

継続する銘柄と見直しの判断基準

継続の基準は、低コスト、分散性、自分が続けられるかの3点です。

すでに保有している全世界株型や米国株型に満足しているなら、そのまま継続で問題ないケースが多いです。 ダイヤモンド・ザイ

逆に、値動きがつらい、テーマ型で不安定、実質コストが気になる場合は、4年目で入れ替えを検討する価値があります。 ザイ・オンライン

積立金額の増額・減額の考え方

積立額は、相場ではなく家計で決めるのが基本です。

収入が安定し、生活防衛資金が確保できているなら増額を検討できます。

一方、物価高や教育費の増加で家計が苦しいなら、減額してでも継続したほうが中断より優秀です。

実際の調査でも、継続を左右する最大要因は資金捻出でした。 PR TIMES

NISA3年目によくある質問

NISA3年目によくある質問

ここでは、3年目に多い不安を短く整理します。

他の人より成績が悪い気がするのですが…

Q. 他の人より成績が悪い気がするのですが。

A: 比較するなら、始めた時期、積立額、銘柄をそろえる必要があります。

3年目調査では利益が出ている人が多い一方、+20%超から小幅プラスまで幅があるため、他人のスクリーンショットだけで焦らないことが大切です。 PR TIMES

3年目で銘柄を変更しても大丈夫?

Q. 3年目で銘柄を変更しても大丈夫ですか。

A: 大丈夫ですが、成績が悪いから変えるのか、方針に合わないから変えるのかを分けて考えてください。

低コストの王道インデックスなら継続が有力で、リスク許容度や実質コストに不満があるなら見直しに合理性があります。 ダイヤモンド・ザイ ザイ・オンライン

新NISAと旧NISAの成績は分けて考えるべき?

Q. 新NISAと旧NISAの成績は分けて考えるべきですか。

A: はい、分けて見るのがおすすめです。

2024年から制度の枠組みが変わり、つみたて投資枠と成長投資枠の併用、非課税保有期間の無期限化など、前提条件が大きく異なるためです。 東海東京証券

まとめ|NISA3年目の成績公開で伝えたいこと

まとめ|NISA3年目の成績公開で伝えたいこと

NISA3年目は、増えた金額そのものより、下落時にどう行動したかで差がつきます。

最後に、この記事の要点を絞って整理します。

3年目の基準ケースは元本180万円に対し評価額196.7万円、含み益16.7万円含み損でも即失敗ではなく、積立継続が回復の土台になる比較するなら始めた時期、銘柄、積立額をそろえる4年目は全部変えるより、コストとリスク許容度を点検する成績は月1回記録し、感情でなく数字で判断する

今の成績が不安でも、まずは自分の元本、評価額、損益率を書き出してみてください。

見える化できれば、NISA3年目の不安はかなり小さくなります。

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