NISAでオルカン1本の運用結果を公開|積立シミュレーションと暴落時のリアルも解説

NISAでオルカン1本の運用結果を公開|積立シミュレーションと暴落時のリアルも解説

NISAでオルカン1本に絞ると、本当に増えるのか気になりますよね。 特に、積立額ごとの到達金額や、暴落時にどこまで下がるのかは始める前に知っておきたいポイントです。 この記事では、5年運用のイメージ、積立シミュレーション、下落相場の乗り越え方までをまとめて解説します。

目次

オルカン1本を年率7%で5年運用したシミュレーション|元本180万円→約252万円に

オルカン1本を年率7%で5年運用したシミュレーション|元本180万円→約252万円に

結論からいうと、オルカン1本でも5年あれば元本180万円が約240万円になる水準は十分にあり得ます。

年ごとの値動きは荒くても、世界株の成長を長く取り込めば、評価益が60万円前後まで積み上がるケースは珍しくありません。

実際にNISAでオルカン1本を長期保有し、運用画面を公開している事例もあり、短期の上げ下げよりも保有年数の長さが結果を左右しやすいと分かります。

年率リターンは約7%|銀行預金との圧倒的な差

目安としては、長期の期待リターンを年率7%前後で見ると分かりやすいです。

同じ180万円でも、預金金利がごく低い環境では5年後の差はわずかですが、オルカンなら数十万円単位の差になる可能性があります。

もちろん毎年7%で増えるわけではありませんが、長期では複利が効くため、預金より資産形成のスピードが大きく変わります。

資産推移グラフで見る「増え方のリアル」

増え方のリアルは、一直線ではなく上下しながら右肩上がりです。

たとえば5年で180万円から240万円になったケースでも、途中で含み損や停滞期を挟みながら最終的にプラス圏へ伸びる形になりやすいです。

年数資産額の目安1年目約193万円2年目約206万円3年目約221万円4年目約236万円5年目約252万円

この表のように、途中のブレを許容できる人ほど、オルカン1本の恩恵を受けやすくなります。

積立金額別シミュレーション|オルカン1本でいくら増える?

積立金額別シミュレーション|オルカン1本でいくら増える?

結論として、積立額が同じでも期間が長いほど差が広がるのがオルカン1本運用の特徴です。

ここでは年率7%を目安に、毎月1万円、3万円、5万円で積み立てた場合の到達金額を見ていきます。

数字は将来を保証するものではありませんが、家計の中でどの金額なら続けられるかを考える目安になります。

毎月1万円を10年積み立てた場合

毎月1万円でも、10年続ければ元本120万円が約173万円まで育つイメージです。

増えた金額は約53万円で、少額でも時間をかければ十分に差が出ると分かります。

投資初心者は、まず1万円から始めて値動きに慣れ、途中で増額する方法でも問題ありません。

毎月3万円を10年・20年積み立てた場合

毎月3万円なら、10年で約519万円、20年で約1,563万円が目安です。

元本は10年で360万円、20年で720万円なので、長く続けるほど利益部分が大きくなります。

家計への負担と将来の資産形成のバランスを考えると、3万円前後は現実的で続けやすいラインです。

毎月5万円で老後資金2,000万円は達成できる?

結論として、毎月5万円をオルカン1本で積み立てれば、約18年で2,000万円到達が見えてきます。

20年続けた場合の目安は約2,605万円で、元本1,200万円に対して利益が1,400万円超になる計算です。

老後資金づくりでは、利回りよりも途中でやめない仕組みを作ることのほうが重要です。

一括投資と積立投資の結果比較

期待値だけを見ると、同じ総額なら一括投資のほうが有利になりやすいです。

たとえば360万円を最初に一括で10年運用すると約708万円ですが、毎月3万円を10年積み立てると約519万円が目安です。

方法総投入額10年後の目安一括投資360万円約708万円積立投資360万円約519万円

ただし精神的には積立のほうが続けやすく、暴落直前の一括投資を避けやすい点は大きな利点です。

暴落時にオルカン1本運用はどうなった?【実例で解説】

暴落時にオルカン1本運用はどうなった?【実例で解説】

結論として、オルカン1本でも暴落時はしっかり下がります。

世界分散だから安全と思われがちですが、株式100%である以上、短期では2割から3割の下落は普通に起こります。

ただし、そこで売らずに積立を継続できた人ほど、回復局面で大きな恩恵を受けやすいのも事実です。

コロナショック(2020年)で資産は約30%減少

2020年のコロナショックでは、全世界株も一時約30%前後の下落を経験しました。

100万円あった資産が70万円台まで落ちる計算なので、初心者にはかなり強いストレスです。

それでも積立を止めなかった人は、下がった価格で口数を多く買えたため、その後の回復で有利になりました。

2022年の下落相場で1年間マイナスが続いた体験

2022年は急回復型の暴落ではなく、長くじわじわ苦しい下落が続いた年でした。

毎月積み立てているのに評価額が増えず、むしろ含み損が続くため、続ける意味を見失いやすい相場でした。

オルカン1本運用で本当にきついのは、急落そのものよりも、回復しない時間に耐えることです。

暴落後の回復|売らずに持ち続けた結果

結論は明快で、暴落後に売らずに持ち続けた人ほど回復を取り込めた可能性が高いです。

全世界株は世界経済の成長を反映するため、短期では落ち込んでも、長期では高値を更新してきた局面が多くありました。

逆に暴落時に売ると、安い価格で手放し、その後の上昇だけ逃す最悪のパターンになりやすいです。

暴落を乗り越えるための3つの心構え

暴落を乗り越えるコツは、相場を当てることではなく、事前にルールを決めることです。

生活防衛資金を残して投資する積立額は下げても積立自体は止めない評価額ではなく保有口数に注目する

この3つを守るだけで、暴落時に狼狽売りする確率はかなり下げられます。

オルカン1本運用のメリット・デメリット

オルカン1本運用のメリット・デメリット

オルカン1本の魅力は、初心者でも迷いにくい完成度にあります。

一方で、全世界に分散されているから万能というわけではなく、株式100%ならではの弱点もあります。

良い面と悪い面を両方理解したうえで選ぶことが、長期運用ではとても大切です。

メリット|シンプル・超低コスト・世界分散

最大のメリットは、これ1本で世界中の株式に分散できることです。

しかも低コストのインデックスファンドが多く、売買の判断も少なくて済むため、投資初心者でも続けやすい設計です。

銘柄選びで迷いにくい地域分散が最初からできる積立設定後はほぼ放置で運用しやすい

デメリット|米国偏重・為替リスク・退屈

デメリットは、オルカンが実際には米国比率の高い世界株ファンドであることです。

さらに円安や円高の影響を受けるため、株価が好調でも為替で評価額がブレる場面があります。

加えて、値上がり株を選ぶ楽しさは薄く、良くも悪くも退屈なので、刺激を求める人には物足りません。

オルカン1本が向いている人・向いていない人

向いているのは、投資判断を増やしたくない人と、長くコツコツ積み立てたい人です。

反対に向いていないのは、短期で大きな利益を狙いたい人や、自分で相場を読みたい人です。

向いている人 長期積立を自動化したい人向いていない人 値動きの大きい銘柄で勝負したい人

オルカンとS&P500どっちがいい?【運用結果から比較】

オルカンとS&P500どっちがいい?【運用結果から比較】

結論からいうと、迷うならオルカンは守り寄り、S&P500は攻め寄りと考えると判断しやすいです。

どちらも低コストで人気ですが、分散範囲と将来の前提が大きく異なります。

過去リターンはS&P500が上だが将来は不明

過去の数字だけを見ると、S&P500がオルカンを上回る期間は多くありました。

ただし、それは米国株の好調が続いた結果であり、今後も同じ優位が続くとは限りません。

将来の覇権が米国以外へ広がるなら、世界全体に投資するオルカンの強みが生きます。

迷ったらオルカンを選ぶべき理由

迷っている段階なら、まずは世界分散が最初から完成しているオルカンが無難です。

S&P500は魅力的ですが、米国集中を自分で受け入れる覚悟が必要です。

投資を長く続けるうえで重要なのは、リターンの最大化よりも、途中で不安になってやめないことです。

NISAでオルカン1本運用のよくある質問【FAQ】

NISAでオルカン1本運用のよくある質問【FAQ】

ここでは、NISAでオルカン1本を始める人がつまずきやすい疑問をまとめて解消します。

答えはシンプルですが、長く続けるには考え方を最初に整えておくことが重要です。

オルカン1本で老後資金は本当に足りる?

Q. オルカン1本で老後資金は本当に足りる?

A: 毎月の積立額と年数次第です。 毎月5万円を20年続ければ約2,600万円が見込めるため、十分に現実的です。

途中で売却しても問題ない?

Q. 途中で売却しても問題ない?

A: 生活費や目的資金に使うなら問題ありません。 ただし、暴落時の感情的な売却は長期のリターンを削りやすいです。

オルカン以外に何か買い足すべき?

Q. オルカン以外に何か買い足すべき?

A: 基本は不要です。 まずはオルカン1本で資産形成の土台を作り、必要を感じたら現金や債券を補う程度で十分です。

NISA(2024年からの新制度)でオルカン1本運用は最適解?

Q. NISA(2024年からの新制度)でオルカン1本運用は最適解?

A: 多くの初心者には有力候補です。 ただし、値動きの大きさに耐えられない人は、投資額を抑えて始めるほうが合っています。

オルカン1本運用の始め方【3ステップ】

オルカン1本運用の始め方【3ステップ】

始め方は難しくありません。

証券口座を作り、NISA枠を設定し、積立日と金額を決めるだけでスタートできます。

迷う時間を減らして、早く積立を始めることが将来の差につながります。

おすすめ証券会社3選|SBI・楽天・マネックス

候補としては、SBI証券、楽天証券、マネックス証券の3社が定番です。

どこを選んでもオルカン積立はできますが、普段使う経済圏やポイント連携で選ぶと続けやすくなります。

SBI証券 商品数が多く使いやすい楽天証券 楽天経済圏との相性が良いマネックス証券 シンプルに積立しやすい

積立設定の流れ|5分で完了する手順

積立設定は、慣れれば5分ほどで終わります。

NISA口座を開設するオルカンを検索して積立設定へ進む毎月の金額と引落方法を決めて確定する

最初から完璧な金額を決める必要はありません。 まず小さく始めて、家計に合えば増額する流れで十分です。

まとめ|オルカン1本運用は「退屈だけど最強」の投資法

まとめ|オルカン1本運用は「退屈だけど最強」の投資法

オルカン1本運用は、派手さはなくても、長期の資産形成では非常に合理的です。

5年でも元本180万円が約240万円になる可能性がある毎月3万円からでも20年で1,500万円超を狙える暴落時は下がるが、売らずに続ける人が強い迷ったらまずは少額で始めるのが正解

退屈なくらいシンプルな仕組みこそ、長期投資では最強です。

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